コラム
リモートIDは本当に受信されているのか? ― 私の失敗談
投稿日/2026.02.03
細部に誤りがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
ある日、携帯に着信がありました。
下4桁は「…0110」。
「警察?それとも詐欺?」と思いながら出てみると――
「こちら○○県警 警備課です。岩城さんの携帯でお間違いないですか?
今、○○地域でドローンを飛ばしていますか?」
○○地域は、かなり離れた場所。
その日は飛行もしていません。
「いえ、飛ばしていませんが…」
すると続けて、
「では、機体の電源を入れましたか?」
「入れていません」
「実はその地域でドローンの発報がありまして、ご連絡しました」
後日わかったことですが、
私が以前手放した機体を購入した方が、その地域で飛行していた という顛末でした。しかもその場所は、話を聞けば納得の「センシティブなエリア」
※違法な飛行である可能性は低いそうです。
以前、機体を手放すときは次の流れで対応していました。
- 相手に機体が渡る
- 双方のID・メールアドレスを通知、取得
- DIPS2.0で譲渡処理実施
しかし今回の機体は、
相手が譲渡手続きの要・不要に無回答。
しばらく待った後、DIPS2.0上から機体登録を削除しました。
本来は
機体が手元にあるうちに DJI Fly などのアプリから削除しておく
のが安全だったかもしれません。
ただし、削除後は譲渡手続き自体ができなくなります。
① リモートIDは本当に受信されている
リモートID制度開始当初、私は正直思っていました。
「こんな仕組み、警察が本当に持ってるの?」
しかし今回の件でわかったのは、
✔地域によっては
✔警察に発報システムがあり
✔飛行 → 所有者 → 連絡先 が即時に紐づく
という現実。
これは想像以上に“運用されている”と感じました。
(↓ こんなしくみ ↓)

② DIPSの削除=警察側も即削除、ではない可能性
DIPS2.0上で機体登録を削除しても、
〇警察側システムに反映まで時間差がある
〇あるいは反映されないケースがある
可能性があると感じました。
少なくとも今回、私は「削除済み」のはずでしたが、連絡が来ました。
✔メーカーアプリ
これらが完全に切り替わるまでは、
自分名義のまま飛行されるリスクがある と考えた方がよさそうです。
「制度はある」ではなく、
もう実際に運用されている世界 に入っていると実感しました。

